天草を洗って干す

天草を干している状態 洗い1回目

洗い2回目
乾燥させた状態で、石などが付いている場合は、すりこぎ等で軽くたたくと採れます。
それを、また洗って干してください。
表が乾いたら、裏返して干してください。
天気がいい日は、すぐ乾くので、また、水で洗って干すと早く脱色できます。
全体が白くなったら完成です。
4から5回すると白くなります。
ところてんの作り方

白く脱色した天草を15〜17グラム取ります。

天草は、一度水洗いしてください。
時間があれば、約10分ほど水に浸します。
鍋の直径、火加減により蒸発するお湯の量が違います。
天草15〜17グラムであれば、鍋の直径は16センチ程度がいいです。
最終的に、750ccぐらいまで煮詰めますので、最初に、鍋に750ccの水と洗った天草を入れ、鍋の底からの水位を測ってください。
(鍋の中に割り箸を入れ、水の深さの所に鉛筆などで、印を付けておきます。)
それを定規として、煮詰まり具合をみます。
750ccの水位を測った後、650ccの水を追加します。
酢 小さじ2分の1を入れます。
水 1.4リットル
酢 小さじ2分の1(酢を多く入れると、ところてんが固くもろくなり、
色も白く濁ります。)

鍋の底から泡がたくさん出ている状態を保ちます。
約20分間このままで煮てください。
吹きこぼれないように注意してください。
水が極端に少なくなった場合は、少しお湯を足してください。
しかし、途中でお湯をたすと若干出来上がりが柔らかくなります。

20分たったら、弱火にし、10分間煮ます。
写真の様な小さい泡がたくさん出ている状態です。
水は、少しどろっとしてきます。
表面に小さい泡がたくさん出て、表面が少し盛り上がったようになります。
火を少し弱めて、先ほどの割りばしの定規でお湯の水位を確認します。
熱くなると水は膨張しますので、割りばしの目印の所少し上ぐらいになったら火を止めます。

こし布は口が狭いので、長い方の一辺を写真のように切ってください。

切ったこし布を、ざるに広げて掛けます。

鍋で煮た天草の汁をざるでこします。
非常に熱いので、やけどをしないよう注意してください。
少し絞ってください。

ざるを引き上げた状態です。
下に新聞紙などを敷かれるといいです。

付属のところてん突きの、刃(プラスチック)の部分は、取り外して洗うことが出来ます。
なお、刃は取りつけるときに方向性がありますので、入らない向きに無理に押し込まないようにしてください。
|